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hirotohiroto 2008/07/10

パラダイムシフト

 

 おいーっす!
 (一同:おいーっす!)

 

 朝の満員電車で、いきなりこれができたらオモシロイだろうな。
 そんな妄想を膨らませている今日この頃。
 病んでますね(ほっといてくれ)

 

 扇風機かエアコンか迷い続け、気がついたら朝だった。

 こんばんは、ヒロトです。

 

 知人や同僚にセカンドライフについて聞かれることがある。
 一時期よりは質問してくる人は減ったのだが、今でもやっぱりある。

 

 「 セカンドライフって何なの? 」

 

 そう聞かれると、面倒なのでワタシはまずこう返答する。

 

 「 バーチャル3Diのオンラインゲームです 」

 

 「 SLはゲームじゃないだろ 」 と反論してきた人にだけ、真剣に説明することにしている。
 そこでワタシがまず話をするのが、この話だ。

 

 今まさに仮想世界では、1つのパラダイムシフトが起きている。
 コミュニケーションにおけるパラダイムシフトである。
 宗教革命、産業革命についで、人類にとって大きな変革ではないだろうか。

 

 仮想世界では、一体どのようなことが起こっているのでろうか?


 一般的に人と人とが信頼関係を築くためのプロセスは、

 「出会い」「顔合わせ」「雑談」「本題」「共感」

 と進んでいく。

 

 認識のズレを少なくするために各プロセスを簡単に定義しておこう。
 各プロセスで双方の合格が出た場合、次のステップに進むと考えてほしい。

 

 出会い:仕事やサークル等、何らか理由で接触があり、相手を認知した状態
 顔合わせ:相手の顔を認知した状態(リアルでは出会いと同時に発生する)
 雑談:認知した相手と言葉をかわし、名前や世間話など、簡単な情報をやり取りした状態
 本題:相手をある程度信用し、自分の本心、本音を打ち明けた状態
 共感:お互いの価値観や考え方を理解・共有した状態

 

 では、仮想世界においてこのプロセスはどのように変化するのだろうか?

 

 仮想世界のプロセスも基本的には同じであるが、

 「出会い」「雑談」「本題」「共感」「顔合わせ」となる。

 

 違いは「顔会わせ」の工程が最後にくるということである。

 (もちろん、「顔会わせ」することがエンドポイントという意味ではない。)

 

 「 は?それだけ? 」

 「 今さら何を当たり前の事を言ってるんだ? 」

 「 ヒロト、アホすぎ 」
 (それは言いすぎだろ!)

 

 いやいや、ごもっとも。
 ワタシは当たり前のことを言っているだけだ。
 何も新しい事を言っているつもりはない。

 

 しかし、重要なことはこのプロセスが「成立するか」「成立しないか」ということだ。
 これを当たり前と言えるあなたは、時代を先どるニューパワーである。

 

 ウェブ世界に触れた事がない多くの人は、こんなことを思うかもしれない。

 

 「 顔の見えない人間なんて信用できるわけない 」

 「 ピンチになったら、どうせリセットするんだろ 」

 「 匿名の人間は発言に責任をもたない 」


 ちなみに、以前ワタシは会社の重役にこの話を熱く語ったことがある。
 最後に彼は一言こう呟いた。

 

 「 君この考え方、なんだか不健康じゃね? 」

 

 ネットの向こう側を信じられない大人たち。
 頭で考えているうちは、きっと答えなんて見えてこないだろう。
 ワタシも少し前までそうだった。

 

 セカンドライフのみんなに出会うまでは・・・
 この感覚はウェブ世界に触れることで、初めて理解できるものだ。

 

  syuukyou.jpg

 


 コミュニケーションにおいて「表情」「身振り」「姿勢」という視覚的な要素は重要だ。
 「人間は見た目が9割」なんて本もあるぐらいだ。

 

 「顔合わせ」の工程がなくなることは恐らくないだろう。
 信頼を構築していく上で、Face to Faceはとても大切と思う。
 ただ、"プロセスの順序"が変わってきているということなのだ。

 

 仮想世界は場所と時間に制約されない膨大な「出会い」が存在する。
 そして、相手の人柄、好きな音楽、笑いのツボなど、実際に顔を合わせる前に相手を知ることができる。
 ある意味、とても効率的なプロセスなのかもしれない。

 

 小難しい言葉でいうと出会う前にコンテキストを既に共有できているのだ。

 

 ウェブの向こう側に住んでいる人にとっては、あたり前の世界、
 こちら側で生活している人にとっては、必要すら感じない世界、

 

 そんな世界は確実にリアルと融合し、加速していく。

 


 このパラダイムシフトは人類にとって吉とでるか凶とでるか?

 それが分かるのは、もう少し先になってからかもしれない。

 

 

 

 Hiroto Nishi のブログ 「 セカンドライフの歩き方 」

 

 

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