じゃ、はじめますか?
はい。
何から話そうか?
えーー、そうだなー(笑)なんかLoveさんのインタビューって独特だから……。オチとか求められるの?
そんなことないよ! オチとか欲しかったら勝手に俺が落とすから。
5コマに一個はオチ求められるのかと。そもそもどういうキャラの私にインタビューする?(笑)
どういうのを押したい? 探検家、メガネ屋、あとは、……ネカマ?
探検家の方が、メガネ屋よりはいいかな。って、ネカマいうな。(笑)
まあ、そうなってるけど……。
好きでやってるんでしょ?
うん、好きでやってるよ。
なにか、女性アバターにならなきゃいけない理由とかあるの? 女性アバターじゃないと家に火をつけると脅されてるとか。
うーん、まあそこまでひどいことはないけどねー。
家のドアノブにウンコ塗るとか?
それはLoveさんぐらいしかやらん(笑)こないだ、路地裏に誘われて、ポーズボールでエッチしようと誘われたよ。
そういうのってどうなの? 悪い気はしない?
いや、さすがに相手に悪いなと思う(笑)リアルはおっさんだし(笑)ということで、丁寧に断るよ。
まぁ、俺もおっさんだからな。
見た目どおりじゃん(笑)
見た目がおっさんじゃん。アバターがちっさいおっさんアバター。
うん、そのまんまといううわさがあるよ。リアルで会ったら、そのまんまだったと。
うん、名乗らなくてもバレた。
さすが(笑)リアルでもその怪しさをかもしてるのね(笑)
あやしくなんてないよ! いやらしいだけだよ!
いやらしい、かつあやしいと思うけどなー。ASUKAにお世話になりはじめたときから、完全にあやしい人リストNo.1だったけどなー。
そんなバカな。誠実さがアバターからにじみ出てたはず。
誠実さでてたかなー。妖気は出まくってたけど。
俺のインタビューじゃなくてさ。Taiさんのインタビューだから。
あ、そっか(笑)
俺のことはどうでもいい。
えーと、冒険のことかな。
まぁ、しかし、よくいろいろなところ行くよね? ああいうのって、どうやって見つけるの?
私の場合は、イベント検索中心かな。あとは、ライブとかお客さんなんかみてて、この人かっこいいとか、変わった人だなーと興味持った人がいたらプロフィールみて、その人が気に入ってる場所とかにも行って見る。
俺なんかTaiさんのオススメスポットとかかなり参考にしてる。ブログにのってるやつね。
変なの多いよ。
いや、でもブログに乗せられるのは結構ちゃんとしたところでしょ?
うーん、どうなんだろー。人に薦められるところもあるけど。
それ以上にしょうもない場所とか一杯行ってるでしょ?
ほんとーーにしょうもないところはめっちゃ行ってるけどね(笑)ボツネタってところね(笑)
そりゃあるだろうね。
でも、しょうもなーーーって思うところでも、なんか引っかかるネタみたいなのあると乗せちゃうこともあるね(笑)他の人が行ってもつまらないと思いつつね。
あれは面白かったなー。巨大な部屋。自分がハムスターになるやつ。
あそこLoveさんも行ったんだ?
行った行った! 見てすぐ行ったよ。
最初どんな状況なのかがわからないよねー。カメラ操作してるうちに、俺ハムスター?って気づくんだよね(笑)
そうそう。あの発想はすごいよ。言われれば作れるけど、なかなか思いつかない
うんうん。顕微鏡にのるってのもよかったな
あと、Keikoさんを日本人に紹介したのもTaiさんだよね。
紹介したっていうのも変だけどなー。
日本人というか日本向けブログで、彼女は前から活動してただろうけど。
あれも、ライブを検索してて、日本人っぽい名前の人がいるなーと見に行ったらKEIKOさんだったってことで。
名前も、高村ケイコだからね(笑)あんまり海外の人とは思わないよね。でも、結果的に日本人作で珠玉のバケーションSIMであるココロロのオープニングアクトにまでなったし。
アバターも日本人っぽかったし。
うん、彼女もアバター似てるよね。ちょっとぽっちゃり系で。
うん、リアルに似せてあるね。ブログにKEIKOさんサイトのリンクを書いたらIMでお礼がきて、IMで何度か話したりしましたよ
彼女少し日本語話せるしね。
うん、結構がんばって話してくれるね。って、KEIKOさんについてのインタビューみたいに……。
そうだよ! 自分のことについて語ってよ。メガネとか。
あ、そもそも私がライブに行き始めたのはSL始めてすぐぐらいでね。クラブで踊るのとライブを見に行くのがSLを楽しいなと感じた始めてだったかな
KeikoさんといいDuzzyといいプラソルといい。なんかライブやってる人っていいよね。外連味があんまりないからかなー。なんつーんだろ、プロモーションとしてやってます! みたいなんじゃなくて普通にSLを楽しむ形でやってるから。
あー、そうだねー。
アーティストではあるけれど、一人のプレイヤーって言う部分で自分と共有できるものがあるのかも。
プロっぽいところが少ないっていうと怒られるかもしれないけど。
まぁ、あまりコマーシャルじゃないっていう部分でね。
SLがクリエイターが楽しめる空間っていうのは、別に物作ったりするだけじゃないってことを証明してるようなもんじゃないかな。自分を表現する方法は、音楽とか絵とか色々あるのがSLのいいところかなーと思う。
うんうん。そういう表現方法の中でTaiさんは色々とされているそうですが?
じゃあ、雨音プロジェクトの話でもしていいのか……。
おお、雨音プロジェクト!
まだ二つしか作ってないし、スキルもまだ低いので、うまくイメージどおりに表現出来てないんですが。
はたして雨音プロジェクトとはなんなのかっ!? 答えはCMのあとで!
えーー、CMあるのかよ(笑)
メガネッメガネッメガネェのぉ~MEGANEYA~♪
それ、パクリ?(笑)
俺のオリジナルだよ。曲調はデスメタル。
よっ、SLのモーツァルト。
メガネ~は~鼻の~一部~です~♪
それ、完全にパクリだし(笑)
あ、バレた。
って、顔だよ(笑)、鼻じゃないし(笑)
で。雨音。
あー、はいはい、さっきも出てきたように、SLって絵とか音とか物とか色んな表現方法があるんですけど、それをミックスした空間アートみたいなの出来ないかなと考えてまして。3Dの映像なんかだと確かに似たようなものを作れるんだろうけど、SLの場合は、もう一個、自分の化身が中に入れるんですよね。完全に自分と同じわけじゃないんだけど、長いことSLやってると。
え? どういうこと?
アバターって自分の一部っぽく感じてくるんじゃないかなーと思ってて。
あぁ、なるほどね。
だから、作った空間アートを単に見るだけじゃなくて、ちゃんと中に入って感じてもらえるんじゃないかなーと。
感じるアートってことね。
アートの中に入っちゃう感じ。絵とか、映像を見て、感動したり、怒りを覚えたり、悲しくなったり。
確かに、彫刻とか絵画とか音楽とかは、聴覚視覚なんかだけど、なんだろ、触覚とか、そういうものも含めて感じる。例えば、狭い部屋の圧迫感とか。
そうそう、そんな感じ。
そういう部分の感性も使うアートって感じかな。
人の感情により直接的に訴えられるんじゃないかなーと。で、2つほど作ってみたんですけど、どちらも雨の音がずっと聞こえる真っ暗な部屋。最初に作ったのは、そこにスポットライトが一つだけ当たってて、雨のパーティクルがザーザー降ってくるの。なんか寂しいでしょ。
寂しいねぇ。
スポットライトの下に椅子があって、そこに座るだけなんだけど、雨の音をずっと聞いてると、なんかすごい孤独で、でもそういう時間って癒されたりもするし。
でも、寂しいっていう感覚を想起させるアートってすごいな。
雨の音だからね、やっぱり寂しい感じになるのかな。
でも、それってある意味仮想世界に対する挑戦だよね。
挑戦?
うん。だってさ、3D仮想空間って言っても、実際に見ているのは平面のモニターなわけじゃない?
うんうん
だから、受け取る側の感受性っていうかな、感じる力が鋭敏じゃないと成り立たない。
うん、それは必要かもね。
例えばさ、ライブ版のDVDと実際のライブとか、DVDで見る映画と映画館で見る映画とか。そういうものって、マテリアル自体は同じなわけじゃない?
あー、なるほど。
で、自分自身でそれをどう受け取るか。そんなの一緒だよ、と思っちゃうか。まったく別のものだと感じるか。
たしかにそうだねー。
Taiさんの雨音だってさ、こんなのパーティクルだよ。って単純に思う人はいると思うんだわ。
いるだろうね。
でも、アバターにどこまで自分が入り込めるかっていう。SLを長くやってるとだんだんその辺りがわかってくると思うんだけど。
まだ出来ない人もいるだろうからね。
まぁ、そもそもアートって万人が感じ取れるものじゃないからね。
そうそう。
モナリザ見てもブスだなー、としか思わない人だってたくさんいる。
あはは。
だから、そういう意味では、仮想世界に対する挑戦だと思うな。
あー、でもさっきのLoveさんの例で、DVDと実際のライブってあったけど。U2inSLなんかは、その中間になるんじゃないかな。
そうなんだよね。
家にいながらにして、ライブっぽいことを体感できる。あくまで、っぽいだけど。
なんか永ちゃんがさー。矢沢永吉ね。
あー、うんうん。
結構すごいこと言ってて。これからは、ダウンロードできるものか、絶対ダウンロードできないものかじゃないと生き延びれない。って。中間のものは滅びるみたいな。要するに、音楽とかってダウンロードできるじゃない?
永ちゃんの口からダウンロードって言葉が……。
そうそう。俺、びっくりしたよ。
エビちゃんならわかるが。
永ちゃんなんてパソコンの電源がどこにあるかもわからない人だと思ってたから。でも、すごい的を射てると思ってさー。
うん、たしかに。ダウンロードさせないってことだね。
そうそう。だから音楽はダウンロードできるんだよ。
うんうん。
でも熱気はダウンロードできない。
なるほど。永ちゃんのライブならその辺すごそうだからな。
すごいよ。みんなタオル投げるからね。タオル投げる場所が決まってるんだよ。
あの熱気はGbpsでもダウンロードに時間かかりそうだ。Loveさん、永ちゃんファンだったんですねー。
でも、SLって、本当にその中間の部分でさー。
熱気っぽいものは感じるんだよねー。SLのライブでも。
自分自身が世界の中に存在するっていう。いや、でもさ、実際にボノが目の前に来て「hi」なんていったら固まるでしょ?
まあ、相当に固まるね。
俺、10分は動けなくなる。アウアウ言う。
Moranさんみたいにボノに自作のラーメンどんぶり渡したり絶対できない。
ボノにラーメン渡すなんて人生で最大のミッションだよ。
うん、たしかに。
でも、感覚を刺激するアートってすごいねー。
色々アートギャラリー見てて、思いついたことなんですよ。さっきの話じゃないけど、ライブで盛り上がれたりってのもそうだけど、今まであんまりこういう感覚ってなかったから。リアルで空間アートやるなんて相当お金かかるでしょ?
金も人手もかかるね。
それにSLだと制約もあんまりないから、自由にイメージに近いものが作れるかなーと思うし。
共同作業でもできるし個人でもできるしね。
うん。それはこれからの課題なんですよね。
完璧に自分のイマジネーションを表現したいなら自分だけでできるし、イマジネーションを膨らましたいなら人と共同でもできるし。
うん、でもよりレベルの高いものを作ろうとするとスキルがね。
そうなんだよねー。こればっかりはさー、まぁ、俺もSL始めて多少は身についたんだけど、本当にすごい人にはかなわないからなー。。
そうそう、人さえ集まれば、SLだとそういう共同作業もできるのがいいよね。
だから、そういう意味で、自分のイマジネーションにより近い、むしろそれを超えるくらいのパートナーを見つけるのって大事だよね。
うん、それは一番大事だね。
第三弾とかもう考えてる?
うーん、イメージはあるにはあるんだけど、色々と難しいところが。今度は出来れば、怒りというか恐怖というか、もっとこういやな感じの空間作れないかなと。
Taiさん、人格歪んでない?(笑)
うーん、たまにそう思う(笑)
まぁ、でも楽しい、っていうのは比較的成功例も多いし今でもたくさんあるだろうしね。
そうだねー。
Taiさんは、ニッチを狙うということか。
ニッチって(笑)アートって、別に癒しとか感動だけじゃないと思うから。
だって、見て怒るアートなんて、ニッチもいいところ。誰が喜んで怒りに行くんだよ!(笑)
悲しい空間とか作れたりすごいなって思う。
でもねー、仮想世界って、本当にWeb以上に感情に訴えるものは多いと思う。
うん、それは思うよ。
私ははじめてMMOやったのはUOだったんだけど、すごい怒ったし、すごい泣いたし。
うんうん。なんか体験した気になるよね。
そうなんだよね。だから、他のみんなも、モニターを見るだけ、音を聞くだけ、じゃなくて、感じるっていう部分を使って欲しいよね。
私もEverquestやってたころは、何度も死にそうってのをほんとに感じてたからね。それ大事だと思うよ(笑)でも、逆に危険なところでもあるんじゃないかな。
うん。例えばさ、すごい嫌な例だけど、ペットロスとかの精神的障害とかってあるじゃん?
ペットロスってどんな?
可愛がってたペットが亡くなってしまって、それで精神にダメージ受けちゃうの。
なるほど。
そういう風に感情を移入しすぎて、実際の生活に弊害がでるってことも考えられるね。
うん、それは危険だよね。
ハラスメントとかもさ、わりきってゲームだ。って考えればなんでもないかもしれないけど、アバターに入り込んでると精神にダメージきちゃう。
うんうん。なんか仮想世界会談になってるな。
本当だよ。もっとなんか語ってよ。全部カットする。
えーーー。全部かよ(笑)
というわけで、今回はTaifrog Moriartyさんにお話を伺おうと思っているんですけど、よろしくお願いします。
とりあえず、でも雨音プロジェクトは色々実験したいんだよね。まあ、冒険したり、メガネ作ったり、色々やってる人ってことになってるけど、自分なりの表現方法をまじめに考えてる部分もあるんだよってことを書いておいて(笑)
格好よく書いとく、永ちゃんのこと。
永ちゃんをかよ!
じゃ、この辺でシメの言葉を。
SLは自分を表現出来る場だと思うので、どんどん自分を自由な形で表現する人が出てきてほしいなと思います。
そんな優等生な言葉は欲しくない。
えーーーーー!
オチなんだから!
じゃあ、メガネ買って。
ありがとうございました。
マグスル second life セカンドライフの遊び方マガジン
magsl 2007/06/14











