セカンドライフの始めかた

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magslmagsl 2007/01/08

[ガイド] 未来の思い出 episode 006

ロキは、地面に箱を出してあけ始めた。
「この、箱を開ける瞬間って、なんだかドキドキしますよね。子供の頃にオマケのオモチャをあける時のような」
ラブは、少し大きめの箱に腰掛けて、タバコをふかしながら言う。
「シュレーディンガーの猫というのを知ってるか?」
「え? なんですか、それ? 猫の種類?」
「量子論における、理論の一つなんだけど、観察者が存在に影響を与えると言うことだ」ラブ指でタバコを軽く振りながら話した。煙が帯を引く。
「たまに難しいこと言いますよね?」ロキは驚いた顔でラブを見る。
「ある箱の中に、猫を入れる。そして、その中に50%の確立で毒の出る装置を置く。箱を開けたときに、猫は生きているか、死んでいるか、という話だ」
「ひどいじゃないですか! なんで、猫にそんなことするんですか!」激昂したロキは大声を上げた。
「まぁ、空想上の実験だ。実際にやるわけじゃない。しかし、この中の猫は生きていると思うか? 死んでいるか?」ラブは、表情も変えずに続ける。
「そんなの、開けてみないとわからないじゃないですか。死なない方がいいけど」
「確立から言えば、50%の状態で生きているわけだ。しかし、50%生きている猫なんて存在しない。半分生きてて半分死んでるなんてありえないだろ? 100%の状態で生きているか、0%の状態で死んでいるか、どっちかだ。だから、箱を開けるまでは、猫の状態は、100%の状態で生きているか、0%の状態で死んでいるか、両方が存在するわけだ。それが箱を開けた瞬間に決定される」ラブは、煙をふぅと吐いた。
「でも、どっちかなわけでしょ? ……あ、このシャツ、袖の辺りがカッコいいな」箱の中からシャツを取り出したロキは、さっそく着ている。
「観測者が、状態に影響を与える、ということなんだけどね。まぁ、そんなに難しく考えることじゃない。その箱を開けたときに、お前はそのシャツがカッコイイと思った。でも、そのシャツをカッコ悪いと思うやつがあけたら、その箱はカッコ悪いシャツが入っている箱だ。しかし、実際は、シャツが入っている箱にしか過ぎない。結果を決定したのは、開けたお前だということかもね」
ロキは、箱の中を探りながら答える。
「よくわからないですけど、やっぱり箱を開けて中身を見ることはワクワクしますよ。オマケのオモチャが入っている箱とかを開けたときと同じようなもんです」
ロキがそういうと、ラブは立ち上がって、軽くのびをすると、今まで座っていた箱を指した。
「じゃ、この箱を開けてみろよ」
「……これ、随分とサイケデリックな模様の箱ですね」そう言いながら、ロキは箱を開け始めた。
「あれ? 同じような箱が出てきましたよ?」
ロキがそういうと、ラブはふふふと軽く笑った。
「あ、また中から同じような箱が。その中からもだ!」ロキは、次々と箱を開けていく。
「それは、同じような箱じゃなくて、同じ箱だ。中に入っているのは、その箱そのものなのさ」ラブが煙を吐き出しながら言っている中、ロキは、箱を開け続けてる。
「また箱だ! 玉ねぎをむき続ける猿みたいな気分になってきた」
「箱の中には、その箱そのものが入っている。つまり、箱の中は永遠に箱だ。その箱は無限に箱を生み続け、しまい続ける箱なのさ」ラブが笑いながら言う。
「……これ、終わりはないんですかね?」まだ、箱を開け続けながらロキが言う。
「永遠や無限に終わりなんてないだろ? 人は時として、永遠や無限に夢を持つけれども、そんなものは、同じことが単純に繰り返すだけだ。明日の朝日が、今日の朝日と同じなら、何も変わることがない。そんな中に未来に対する希望なんて持てないだろう。変わること、同じことがないことこそが、夢や希望を持つ可能性なのかもしれない」
ラブが、タバコの最後の一息をすうと、ロキは驚いたような声を上げた。
「あっ! 中から、おっさんの人形が!」
ラブは、古典的に足を滑らせてずっこけた。
「その中には、一回り小さい歴代大統領の人形が次々と……」ロキは、大統領を割って、小さな大統領を出し続けた。
「未来は、可能性に満ちているな……」ラブの吐き出した煙が空に溶けていった。


hiya.Loveでっしゃろ。
Lokiですがな。
今回は箱を開けるということを説明します。
随分と簡単なことを説明するんですね。
簡単だけど、なかなか大切だよ。手に入れた商品とかは、箱に詰まっていることがある、これがわからないと、実際の商品を手にすることは出来ない。
なるほど。
まず、箱になっているオブジェクトをREZします。
REZっていうのは、その辺に出したりすることですね。インベントリーの中から、その辺の地面にドラッグすればいいんですね。
土地によっては、オブジェクトを出すのが禁止されている場所もあるから注意だ。オブジェクトが出たのを確認したら、そのオブジェクトを右クリックでパイメニューを出す。パイメニューと言うのは、円形のいくつか選択肢がでているメニューだ。

 


円形だからπメニューって言うのか。
その中から右側の『開く(Open)』を押すと、中に入っているものが確認できる。それを『持ち物にコピー』とすれば、インベントリーの中に入るよ。
なるほど、これをしないとただの箱ですもんね。
そうしたら、出した箱はしまう。これはマナーなので必ずすること。
忘れるとゴミだらけになっちゃうもんね。
今度は、箱詰めの方法。オブジェクトを出して、編集の窓の一番右のタブのコンテと書いてあるところをクリックして、中に入れたいものを入れる。この時に、NOCOPYのものだと、入れたときに自分のインベントリーから消えてしまうので注意してね。


これで、中に物が入った箱が出来たわけか。
最後に、オブジェクトには、ワンクリックで色々な操作をさせる属性を持たせることが可能だ。編集の窓の一番左の一般と言うタブをクリックして、一番下にあるスライダーから、選べばOK。


『触る/つかむ』『オブジェクトに座る』『オブジェクトを購入』『オブジェクトへの支払い』『開く』と言うのが選べるんだね。これを『開く』にすれば、オブジェクトをクリックしたときに自動的に開くわけだ。
そう言う事、開かせたいオブジェクトには『開く』椅子などには『座る』を設定しておけば便利だね。
商品などにも、看板ごと販売する場合があるので、そういう時は、落着いて中を開けばOK。買った服を着てみたら、看板だったというようなことで文句を言ったりしないように。
箱を開けるときって、ドキドキワクワクしますよねっ!
まぁ、ほら。俺も箱入りだから。さぁ、開けておくれ。
ブタ箱っていう意味ですか?

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